登米町武家屋敷町並み(宮城県登米市)
藩政時代に建てられた複数の武家屋敷が沿道に連続して並び、歴史的な街並みを形成しています。その中心的存在である「春蘭亭」は登米(とめ)町(当時)が買収した武家屋敷で、400年以上前に建てられた伊達藩士鈴木家の屋敷です。「春蘭亭」は、喫茶コーナーのある施設として開放されており、その名はこの地に自生する春蘭の花を加工した「春蘭茶」を提供することから名付けられています。武家屋敷の街並みの面影をかなり忠実に残す景観を有し、映画やテレビドラマの撮影にも利用され、知名度も高い場所となっています。
地域:東北