支笏湖(千歳市)

支笏湖支笏湖(しこつこ)は、最大水深360m、日本で2番目に深い湖であり、我が国有数の透明度を誇っている。約3万2千年前に始まった支笏火山の活動により形成されたカルデラや風不死岳、恵庭岳、樽前山など様々な形式の火山地形を見ることができる。火山の恩恵として賑わいを見せる支笏湖温泉には、日本ユースホステル協会直営第一号として1960年(昭和35年)に建てられた支笏湖ユースホステル旧館(田上義也設計)が残されている。また、 1908年(明治41年)に苫小牧の製紙工場が苫小牧から支笏湖畔まで鉄道を敷設し、当時建設された山線鉄橋は産業遺構として公園の景観の一部となっている。