千秋公園(秋田県秋田市)

千秋公園千秋(せんしゅう)公園は、秋田駅の北西約700mの市街中心部にあり、約20haの緑豊かな城跡公園です。秋田藩初代藩主佐竹義宣公が、自然の台地を利用して築城した久保田城の城跡を、祖庭と呼ばれた長岡安平が、城跡を公園化する事業としては全国で初めての試みで造られました。公園内には800本を超えるサクラが植えられており、観桜会の名所として楽しまれています。また、ツツジ・ケヤキ・モミジ・マツ類などの歴史的に重要な樹木もあり、近年整備された市街化中心地区から眺める景観は、手前に大きな堀越しの量感あふれる造園の深さと奥行きを感じることができます。