北海道

根室フットパス(根室市)

根室フットパス根室フットパスは厚床(あっとこ)、初田牛(はったうし)、別当賀(べっとが)の各地域をつなぐ総延長約42.5kmのフットパスである。厚床パス、初田牛パス、別当賀パスの3コースから構成される。イギリスのフットパスをモデルに、地域の酪農家が農村と牧場の持つ田園景観を都市住民との共通の財産として楽しみ育てるとともに、農業に対する理解と共通認識を深め、地域の活性化と発展に寄与することを目的に、 [続き・地図]

濤沸湖と小清水原生花園(網走市、小清水町)

濤沸湖と小清水原生花園濤沸(とうふつ)湖は、オホーツク海からの海水と淡水が交わる汽水湖であり、藻場や低層湿原などが多様な生物の生育生息環境を形成する、我が国を代表する湿地である。また、ガンカモ類の最大渡来数が約6万7000羽、定期的に2万羽以上の水鳥を支えていることなどが評価され、2005年(平成17年)ラムサール条約登録湿地となった。濤沸湖とオホーツク海にはさまれる小清水(こしみず)原生花園では、エゾスカシユリやエゾキスゲ、 [続き・地図]

しれとこ100平方メートル運動地(斜里町)

しれとこ100平方メートル運動地1977年(昭和52年)、斜里町は、英国のナショナル・トラスト運動に着目し、かつて乱開発の危機にあった知床国立公園内の開拓跡地を保全し、原生林の再生を目指す取り組みとして「しれとこ100平方メートル運動」を開始した。2010年(平成22年)には保全対象地全ての土地の買い取りを完了し、運動で取得した土地と元々の町有地を合わせた約861ヘクタールが後世へと引き継がれることとなった。しれとこ100平方メートル運動地は、 [続き・地図]

霧多布湿原(浜中町)

霧多布湿原霧多布(きりたっぷ)湿原は、国内5番目の面積の広大な湿原であり、低層湿原、中層湿原、高層湿原のほか、塩生植物が生育する塩湿地など多様な自然環境に恵まれている。1986年には地元有志による「霧多布湿原ファンクラブ」が発足し、民有地を借り上げる保全活動を開始し、2000年からはこの活動を引き継いだ「霧多布湿原ナショナルトラスト」が湿原のうち開発の可能性がある民有地やタンチョウの営巣地の買い取り保全を進めたほか、 [続き・地図]

ひまわりの里(北竜町)

ひまわりの里環境美化を目的に、500世帯の農家によって開始されたひまわりの「1世帯1アール作付運動」が観光として脚光を浴びるようになったことから、1989年より「ひまわりの里」が造成、毎年作付されている。「ひまわりの里」は23haを超える広大な丘陵地に造成されおり、一面を見渡せる造形となっており、その景色は日本の絶景としても度々取り上げられるなど景観形成価値を有している。 [地図]