手宮公園(小樽市)

手宮公園手宮(てみや)公園は、1900(明治33)年に共同遊園地として国有地の払い下げを受け、道内に現存する4番目に古い都市公園である。確認できる最初の図面「手宮公園設計概図」によれば、陸上競技場や遊戯広場、一部の園路などは現在まで引き継がれており、また手宮洞窟や旧高架桟橋線レンガ積み擁壁、高射砲台座などの存在も、歴史的な用途・機能を今に伝えている。かつて積丹半島から小樽にかけてはクリの多い地域であったが、鰊粕製造用の薪材として多くが伐採され、さらに桜植樹など公園整備により園内でも一部は損失したが、約5haに樹齢100年以上の大木が約250 本も残されている。近年“ 北限のくり林の会” が結成され、園内の実から苗木を育成し補植を行うなど、地域の「思い入れ価値」も高く評価される。