薬師祭植木市(山形県山形市)

薬師祭植木市「薬師祭植木市」は、毎年5月8日から10日までの3日間開催され、薬師公園、薬師町通り、新築西通り、五中通り、六日町通りの約3kmの区間に植木と露店が多数並びます。熊本市・大阪市の植木市と並び日本三大植木市の一つと称され、400年以上続いている歴史あるお祭りです。起源は諸説ありますが、山形城主最上義光公(1546~1614年)が、大火で焼失した城下に緑を取り戻そうと住民に呼びかけたのが始まりといわれています。時代の変遷とともに植木市と国分寺薬師堂の祭礼が一つになり「薬師祭植木市」と呼ばれるようになったとされます。県内外から多数の来場があり世代を超えて親しまれる風物詩でもあり、さながら街並みが森のようになる風景は圧巻です。