道庁前イチョウ並木(札幌市中央区)

道庁前イチョウ並木北海道庁赤れんが庁舎前にあるイチョウ並木は、1925(大正14)年に道庁初代勅任技師名井九介博士の指導の下で、札幌初の木塊舗装の完成を記念して植栽された、道内に現存する最も古い街路樹である。当時の北海道では、イチョウは入手困難な貴重な樹種だったため、東京から運ばれた19年生のイチョウが32本植栽された。赤れんが庁舎とともに札幌のシンボルとなり、樹齢百年を超えた今も28本が現存している。都心まちづくり計画を受け、道路を廃止して都市計画広場「北3条広場」となり、 [続き・地図]

雪国植物園(新潟県長岡市)

雪国植物園もともと長岡市が造成する工業団地予定地だった所を、市民要望により里山環境を保全する公園となった。現在ではなかなか見ることのできない新潟地方内陸部の里山環境が残されている。標高300 m以上の高山植物や海岸性の植物は入れずに、長い時間をかけて本来この地に生育すべき植物を周辺から集めてあり、これらを凝縮した形で見ることができる。代表的な種としては、ユキワリソウ、カタクリ、ヒメサユリ、シラネアオイなどがある。植物園としての特徴は植物サインがなく、定点表示No.を頼りに [続き・地図]

悠久山公園(新潟県長岡市)

悠久山公園長岡藩九代藩主・牧野忠精がこの地に蒼柴神社を造営した。これを核として1917(大正6)年、長岡開府300年記念に公園化が計画され、1919(大正8)年、石油会社社長・山田又七ほか当時60才以上の長岡財界人有志の寄付により土地を取得し開設された。設計者の長岡安平は、明治30年代、東京府土木掛時代に日比谷公園の初期案の作成にも係ったが、やがて全国の都市公園や邸宅の造園設計を手がけ独自の境地を開いていくこととなり、悠久山(ゆうきゅうざん)公園もその一つとなった。現在の公園種別は [続き・地図]

白山公園(新潟市中央区)

白山公園白山(はくさん)公園は、1873(明治6)年の太政官布告により日本で最初に開設された都市公園25カ所のうちの一つで、新潟総鎮守 白山神社に隣接する。築山や蓮池などで構成され、白山神社境内とも一体的に利用されている。信濃川河川敷公園「やすらぎ堤」や新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」、新潟県政記念館(旧県会議事堂)、古町の商業地域とも隣接し、新潟市民にとっての中央公園的な存在といえよう。信濃川の河川改修、堀の埋め立て、各種公共施設の立地などにより、 [続き・地図]

(財)北方文化博物館(伊藤氏庭園)(新潟市江南区)

北方文化博物館(伊藤氏庭園)伊藤家は江戸中期より250年以上続く旧家で、当主は代々、文吉を名乗り、現在は八代目である。明治期には1,400町歩を超える新潟を代表する豪農となった。現在の邸宅は1882(明治15)年から築造されたもので、庭園はその後、七代目文吉の時代、1956(昭和31)年より田中泰阿弥によって築造された。軒の深い縁側など、雪国独特の建築と庭園の関係もみられ、良く保存された豪農の館として貴重な存在である。庭園は伝統的形式に沿った京都風の池泉回遊式庭園であり、各種灯籠の名品や [続き・地図]