和歌の浦(和歌山市和歌浦)

和歌の浦和歌川の河口に広がる干潟・砂嘴・島嶼などが織りなす自然景観に、社寺や橋梁などの人文的景観が調和した景勝の地。万葉の頃より山部赤人の短歌で広く知られ、江戸初期から藩主が霊地として保護整備した。古代から近現代に至るまで重層した景観が遺され、和歌山はもちろん、日本を代表する海浜の景勝地として高く評価される。