千里ニュータウンの緑地系統(大阪府豊中市・吹田市)
大阪平野の北部から千里丘陵にかけて開発された、日本最初の計画的ニュータウン。都市計画レベルで公園緑地体系の整備が行なわれ、その後の全国各地におけるニュータウン開発のモデルとなった。ニュータウン外周緑地の確保と、計画的公園配置、歩車分離動線確保のためにうまれた斜面緑地、個性的な街路樹景観など、緑地が総合的に計画、整備、育成されてきた日本を代表するニュータウンのランドスケープを継承している。その先駆性、傑出性は特筆すべき価値を有する。
地域:近畿・中国・四国