倉敷市美観地区(岡山県倉敷市)

倉敷市美観地区江戸時代に栄えた本瓦葺塗屋造りの町家と土蔵造りの蔵を中心とする町並み。白色漆喰仕上げになまこ壁のコントラストが特徴的で、景観の中核は倉敷川の水と緑で構成されている。町家を改修した店舗が活発に展開されている。中核をなす倉敷川の水と緑が、町並みを構成する優れた意匠の建物と相俟って、傑出した景観美を構成している。さらに、古い建物がそのまま店舗などに活かされており、現代生活との融合の観点からも評価できる。