北大植物園(札幌市中央区)

北大植物園札幌市の中心部に位置する北大植物園は、著名な植物学者宮部金吾によって設計・整備され、明治19年に開園した。日本の代表的植物園として、教育・研究に貢献するとともに、古くから一般市民に公開され市街地の中の貴重な緑の空間として親しまれている。開園当時のその主要な構成が現在に伝わっている。設計では、札幌の原地形と風致を活かし、ランドスケープ・ガーデニングの手法が取り入れられた公園的設計としても高く評価される。